2022年01月26日

雪が残る横浜公園とその周辺

雪が残る横浜公園とその周辺


雪が降った翌日の午後横浜公園に行ってみました。歩くところはきれいに雪は溶けてしまっていましたが、人が通らないところや日陰は白くとけ残っています。雪を集めて雪玉を作って雪合戦をしている子供達もいました。新年早々久しぶりに訪れた横浜公園でのひとときを楽しみました。


横浜市営地下鉄の車窓から屋根にはまだ雪が残っている


横浜公園 雪


横浜公園内。まだ雪が溶け残っている様子。


池の周りの木々にも雪が残っています。


せせらぎには雪は全くありません


横浜


奥の日陰の部分はかなり雪がのこっていて、手前の部分とは対照的です。


日陰の木にはまだ雪がかなり残っているのが判ります。


雪


横浜公園では、約70品種約14万球のチューリップが植えられています。毎年11月頃に一部を緑化推進団体や一般の市民の方にお手伝いいただき球根を植えています。品種により開花期が異なり、天候にもよりますが例年4月上旬から下旬に開花、見頃を迎えます。


この公園は、横浜の中では山手公園についで2番目に古い公園で、現在の市庁舎隣にあり、横浜という都市の発展と共に歩んできた公園といえます。在留外国人の生活環境改善を求めた条約に基づき、遊郭の跡地に整備が行われ、明治9年に開園、一般の人々にも開放されたため当時は「彼我(ひが)公園」といわれていました。


明治42年には、公園全域が横浜市の管轄となり、大震災と戦後の接収時代を経て、昭和27年の解除後は当時の平沼市長が命名した公園内の平和球場で高校、大学、ノンプロの野球試合が数多く行われました。


昭和53年に横浜スタジアムが建設されたのを機に、園内の老朽化した諸施設を改築、日本庭園風の池と流れ、噴水や多目的広場などが整備されました。さらに昭和62年、水道の貯水設備と共に、水の出る4つの彫刻がある水の広場が整備され、現在の形になっています。


1年を通じ人気のある横浜公園ですが、見物は何といっても春のチューリップでしょう。公園を彩る色とりどりの花は16万球にのぼり、様々なタイプの品種を見ることができ、開花の時期には多くの人々で賑わいます。公園内には横浜の公園でもめずらしい水琴窟が日本庭園部分にある「蹲踞(つくばい)」の下にあります。


地中に瓶を埋め、落下する水滴の音を反響させて楽しむ、庭園の技法でも高度なもので、その澄んだ音色は都会の喧噪を忘れさせてくれます。




Posted by rabudoll at 14:57Comments(0)
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